不動産登記簿は法務局で申請すると取得できます。
登記事項証明書交付申請書というものが、各法務局にあるので必要事項を記載して申請します。
土地の登記簿の場合、所在地に地番を記載します。
建物の場合は所在地に家屋番号を記載します。
この地番や家屋番号は住所表示と異なるのでわからない人が多いと思います。
法務局の待合室にあるコンピュータの画面で住所から地番や家屋番号を知る事が出来ます。
地番は土地1筆ごとに、家屋番号は建物1個ごとに1つの番号がつれられるので、地番や家屋番号でその土地や建物を特定する事が出来ます。
日本の場合、このように土地や建物の形状や所有者、権利関係を明確にして登記制度を活用しているので、売買などがあった時の不動産取引がスムーズに行えるようになっています。
不動産取引は高額なので詐欺や不正取引に利用されやすいです。
日本は登記制度がこのようにしっかり整えられているので不正が起こりにくく予防の役割も果たしています。