不動産の登記簿にはその不動産の所有者や抵当権者などの権利関係の記載があります。
現在の所有者だけでなく、以前の所有者を見る事も出来ます。
登記簿謄本は大きく表題部と権利部に別れています。
表題部にはその不動産の住所や大きさ、建物の場合はその建物の構造(木造家建・コンクリート6階建)などが記載されます。
権利部は、甲区、乙区から構成されています。
権利部(甲区)は、所有権に関する事項が記載されます。
権利部(乙区)は、所有権以外の権利が記載されます。
例えば、抵当権、賃借権などです。
乙区に記載されているものはその不動産の所有権を制限するものなので、不動産を借りたり購入する時は注意する必要があります。
中古で購入した家に抵当権がついている場合、債務者が債務不履行に陥ったら競売にだされてしまう危険があるからです。
なので不動産を購入する時はその登記簿を見る事が大切です。