ある医師の話しでは、病気でない人、例えば病院に定期的に通院してない、薬を常用してない、持病がない、いつも元気でしっかり働けている、という人が必ずしも健康とは限らないという事です。
本当の健康とはそんなレベルの話しではないらしいのです。
例えばなんとなくいつもイライラしてて怒りっぽい人はストレスが溜まっているのかもしれませんが、病気ではないけれども、健康とも言えない状態らしいのです。
病気ではないが、健康とも言えない状態をしっかり把握出来ているのかが重要のようです。
なぜなら怒っているとき、人の自律神経は大きく乱れているからです。
自律神経が大きく乱れる事で交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、免疫力が低下している恐れがあります。
そんな人はいつ大きな病気になるのか分からず病気の一歩手前と言えるのかもしれません。
つまり不健康な状態と言えます。
イライラの原因は忙しかったり、ストレスが溜まっていたり、食生活が悪かったりと人それぞれなので一概にいえませんが、その元となる原因を突き止めて除去する必要はあると思います。
そうしなければ不健康な状態のままずっと生活していく事になるのでいずれ大きな問題が起こる可能性があります。
ここで重要なのが対処療法です。
原因が単純なものでない場合、ひとつひとつの問題に向き合ってその解決法を考え対処していく事が重要です。
解決法は簡単でない場合がほとんどだと思います。
複雑な問題がからんでいるのでこれをすればいい、あれをすればいい、といった単純な事ではないのですが「解決しよう」「向き合おう」という意識をもつだけでもきっかけの第一歩になるのではないかと思います。
このとき重要なのは周りの人を巻き込まない事です。
自分の意識として変わる事が重要で、周りが自分の意識に同調してくれないのが原因だと思ったり、周りの人に責任を転嫁してしまっては意味がないと思います。
それでは自分自身が変わったとは言えないと思います。
不健康な状態から一歩抜けだそう、という風に意識を持っていくだけでも大きな一歩になるのではないかと思います。