最近は健康ネタが多くなっていますが、今回も健康について書かせて頂きます。
「病は気から」
という言葉がありますが、まさしくその通りだと思っています。
心理的なストレスや落ち込みは万病の元だと思います。
心理的な状態は、自律神経と関連が深いようです。
自律神経には、交感神経と副交感神経があって、日中の活動時に優位に働くのが、交感神経で、夜のリラックス時に優位に働くのが副交感神経です。
この交感神経と副交感神経のバランスが上手く機能していると人間の身体は非常に健康的であると言えます。
日中活動時は元気に働く事ができ、夜帰宅してからはのんびりリラックス出来る。
そして翌朝目覚めたら、また徐々に交感神経が働きだして仕事を頑張れる。
この一連のサイクルが健康にとって重要なのです。
それには交感神経と副交感神経がバランスよく機能している事が重要になってきます。
しかし、心理的なストレスが重なるとこの2つの神経のバランスが崩れてきます。
例えば日中強いストレスを感じて交感神経が強く働き過ぎると、夜になっても副交感神経が優位にならないでリラックス出来なかったりという事が起こります。
夜眠れなくなるのは交感神経が優位になりすぎているからです。
こういう状態が長く続くと、ストレスが溜まり精神的に落ち着かなくなります。
そしてその状態が慢性化していくと内科的にも健康に異常をきたしてくるようです。
つまりきっかけは精神的なストレスから始まり、その状態を放置していくと今度は身体機能の異常へとつながってくるのです。
直ぐに自覚症状がでて対処出来ればよいですが、気が付かずに放って置くと大きな病気になってしまうかもしれません。
なのでまずは精神面のケアが重要であると言えます。
ちょっとした事かもしれませんが、日々日常で自分の現在の精神状態をチェックする事から始めてみるのがよいと思います。
そして周りに迷惑をかけずに自分の精神面のケアをしていければよいサイクルで生活出来るのではないかと思っています。